作曲:ショパン|コントルダンス(遺作)
ショパンの「コントルダンス」は1827年、ショパンが17歳から18歳のワルシャワ音楽院の学生の頃の作品です
変ト長調なので、フラットが6つついています。
ショパンが作曲したコントルダンスは、この1曲だけです。
私は全音楽譜出版社のショパン ピアノ遺作集 (zen-on piano library)(関 孝弘・校閲)という楽譜を使用していました。
この楽譜に収められている曲は以下の通りです。
- 変奏曲《パガニーニの思い出》イ長調
- アレグレット&マズール イ長調・イ短調
- カンタービレ 変ロ長調
- 春 ト短調
- 2つのブーレ ト長調/イ長調
- ワルツ イ短調
- ワルツ 変ホ長調
- ワルツ 変イ長調
- ワルツ ホ長調
- ヘクサメロン変奏曲 ホ長調
- ラールゴ 変ホ長調
- ソステヌート(ワルツ?) 変ホ長調
- マズルカ“ヴォロフスカ” 変ロ長調
- マズルカ“シマノフスカ” 変イ長調
- マズルカ ニ長調
- アレグレット 嬰ヘ長調
- コントルダンス 変ト長調
- フーガ イ短調
- 葬送行進曲 ハ短調(a)
- 葬送行進曲 ハ短調(b)
- 葬送行進曲 ハ短調(c)
- モデラート ホ長調[アルバムの一葉]
- ポロネーズ ト短調
- ポロネーズ 変ロ長調
- ポロネーズ 変イ長調
- ポロネーズ 嬰ト短調
- ポロネーズ「別れ」 変ロ短調
- ポロネーズ 変ト長調
- 前奏曲 変イ長調
- ノクターン ハ短調
- ノクターン 嬰ハ短調
- ノクターン 嬰ハ短調(初稿譜)
- ギャロップ・マルキ 変イ長調
楽譜には写稿譜では…初版では…パデレフスキー版では…リコルディ版では…というように多くの備考があり、どれが正解ということはないようです。
弾いてみるとフラットで弾くべきかナチュラルに戻すべきか迷うところが一箇所ありました。
昔の動画ですが、こちらではナチュラルが付いている11小節目のミの音ですが、私は♭のまま弾いてしまっています。
この曲は関孝弘さんのCD「知られざるショパン(遺作集)」を聞いたのがきっかけで弾くようになりました。
初めてこのCDを聴いた時は、知らない曲ばかりで感動しました。
すばらしいCDです。今でもお気に入りの一枚です。