作曲:クープラン|「神秘的な障壁」
神秘的な障壁という名の素敵な楽曲をご紹介します。この曲は、フランスの作曲家フランソワ・クープランのクラヴサン曲集に含まれています。
クープラン(1668年-1733年)はバロック時代のフランスの作曲家です。
クラヴサンは見た目も音色もとてもエレガントな鍵盤楽器(撥弦楽器)です。
ピアノと同じ鍵盤楽器ですがピアノとは音色も音の出る仕組みも異なります。
ピアノはハンマーで弦を叩きますが、クラヴサンは鳥の羽軸からできたツメで弦を引っかいて音を出します。
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クープラン(1668年-1733年)はバロック時代のフランスの作曲家です。
この時代の鍵盤楽器はクラヴサンでした。
クープランはクラヴサンの作品を多く作りました。
神秘的な障壁
神秘的な障壁は、クラヴサン曲集の第2巻、第6組曲の第5番に収められている、なんとも言えない不思議な曲調の作品です。
私は、フランスのエスプリを感じるような気がして、とてもお気に入りの曲です。
映画「マリーアントワネット」
2006年のアメリカ映画「マリーアントワネット」で、ごく短い時間でしたが「神秘的な障壁」が流れていました。内装や衣装がとても豪華で、パステルカラーのお菓子も印象的でした。
ピアノを発明した人物として知られるクリストフォリは1655年から1731年に生きた人物なので、マリー・アントワネットが生きた時代(1755年 - 1793年)には既にピアノがあったということになりますが、映画でもクラヴサンが使用されていたように思います。
チェンバロ(クラヴサン)演奏
クラヴサンは国によって呼び方が以下のように異なります。
- フランス語:クラヴサン
- ドイツ・イタリア:チェンバロ
- 英語:ハープシコード
Barricades Mystérieuses.flv / YouTube
曲目 | クラヴサン曲集 第2巻 第6組曲 第5曲「神秘的な障壁」 |
作曲 | François Couperin(フランソワ・クープラン) |
演奏 | Bruno Procopio |
クラヴサンは見た目も音色もとてもエレガントな鍵盤楽器(撥弦楽器)です。
ピアノと同じ鍵盤楽器ですがピアノとは音色も音の出る仕組みも異なります。
ピアノはハンマーで弦を叩きますが、クラヴサンは鳥の羽軸からできたツメで弦を引っかいて音を出します。
音は半音以上違うようです。
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アンコールで聴いた「神秘的な障壁」
以前、曽根麻矢子さんのチェンバロコンサートに行った際、アンコール曲で「神秘的な障壁」を聴きました。ちょうどこの曲を気に入って練習していた頃だったので嬉しかったのを覚えています。
曽根麻矢子さんは、チェンバロ演奏もさることながらとても美しくエレガントな方でした。
チェンバロもとっても大きく美しく鮮やかでとても印象的でした。
チェンバロもとっても大きく美しく鮮やかでとても印象的でした。